腹割り小噺〜投資と筋トレと私〜

アラフォー医師の成長日記

自らを振り返り明日に生かしたい〜感情的にならない本を読んで〜

聖人君子を演じるのがベターだと研修医の頃は思っていましたが、いつの頃からかある程度感情を出しながら仕事をするようになりました。

外来診療であったり、内視鏡診療であったり、入院患者診療であったり、仕事をする中で思い通りにならないことやイラッとすること憤ることは多々あります。

負の感情を表に出してしまったことに自己嫌悪することもありました。

働き続けたい環境とおもえる病院に巡り会えないと思うこともありました。

そんな中で本書を図書館で見つけました。

早速読んでみて、自分にできていることとできていないことを言語化する良い機会となりました。

 

例えばまえがき、「つまり、わたしの最大の「感情的にならない」技術は、感情的になりそうなシチュエーションを予知して避けるということです。」とあります。

私もイライラしない、早る気持ちにならない状況をつくるように心がけていました。

それでも私の予想を超えてくる人、思い通りにならない他人の予定などが重なってくると結局、「せっかく準備したのに」「なんて身勝手な人なんだ」と思っていました。

準備はするものの予定は様々な要素で乱れるものと思っておくのが必要です。

 

また、「感情的になる人は自分の思い込みにこだわる人」ともあります。

まさに私です。

疾患のある程度の経過・見通しや仕事自体の時間の流れも、おおよそ10年の経験で掴んできたという気持ちがあるのだと思います。

こうなるだろう こうしておけば良いだろう という気持ちが強くなりすぎてそこにこだわってしまっているのだと思います。

日常業務についてもみんなが早く帰りたいわけではなく、効率の良い働き方を指向しているわけではないのでしょう。

ひとつひとつのことを気にせず臨機応変に対応するように心がけていくのが特効薬と思われます。

学習しないこと 相手のせいにすることも避けなくてはなりません。

 

耳が痛いですが、思い当たるところがあるので変われるところは変わっていこうと思います。