腹割り小噺〜投資と筋トレと私〜

アラフォー医師の成長日記

話がゼンゼン伝わらない・・・が消えてなくなる本 を読んで

昔から自分の話のまどろっこしさが気になっていました。

外来での説明も紙に書いていると端的に話せますが、空で話すと周りくどい言い回しになっているような気がしていました。

ちょうど良い本があったので借りてみた次第です。

 

伝え方の型を知り、上手に活用することで、自然と頭が整理され要点を押さえて話せるようになるそうです。

・結論と理由

・概要と詳細

・目的と手段

・PMA(Point Merit Action)

ここに詳細は書きませんが、非常にわかりやすい分類だと思います。

型を知って使えるようになってから工夫を加える。

私の好きなレベルアップの方法です。

 

他にも、話が長い人の解決策は「決める/気づく/捨てる」であり、具体的には

・あらかじめ話す内容を決める

・話し始めてから、万が一、決めた内容以外の話を話したくなったらそれに気づく

・気持ちをせき止め、口に出さない

ようにするのが良いそうです。

意識しないと話したいことが次から次に追加で思いついてしまうことがありました。

丁寧に話そうとすればするほど、追加の情報が増えてしまう状態を、これに気をつければ避けることができそうです。

 

また、話の聴き方についてもポイントが書かれていました。

・頭をカラッポにして話をする相手に集中する

・相手の言葉だけでなく、表情や姿勢、しぐさにも気を注ぐ

・相手が発した言葉の意味や返事を考えない

・先入観を捨てる

・相手の話を遮らず、話し終える瞬間まで耳を傾け続ける

そうです。

外来での私とは正反対の姿勢であり、「よい」医師に変身するためにいくつか改善したいポイントとなりそうです。

 

話し上手聞き上手に少しずつ変われればと思います。