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「店長の一流、二流、三流」を読みました。
先日読んだ「できる人材がすぐに辞めない職場のつくり方」と「リモートマネジメントの極意」の著者の岡本文宏さんの本です。
scruplus20210826.hatenablog.com
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同じ著者の本を複数読むと、講義を聞いているように複数回同じことを聞く場面があるので、頭への定着が良い気がします。
たくさん書いている著者の方だと、ほぼ同じ内容で焼き直しに感じることもありますが、このかたはそんなことありませんでした。
それぞれテーマを持った本で、かつベースはセブンイレブンやアパレルでの店長経験に基づく知見について書いてくれています。
我々医師は丁寧な新人教育はされないことが多いと思います。
特に患者への対応、外来での受け答えなどはマニュアルはありません。
診療内容にはある程度ガイドライン等がある場合もありますが、実際の患者対応は医師によって全く異なると言えます。
例えば、お腹が痛くて受診した方にどのように問診をし、どのような検査を行って、どのような診断を下すかは医師が100人いれば100通りと思います。
これに話し方や態度もきっと違うでしょう。
これらが複雑に絡み合って「いい医者」像ができていくものと思います。
どこに重点を置くかによってどんな医者ができるか、パワプロのように評価があればわかりやすいです。
そんなマニュアル本を書ければ、文筆家の仲間に入れるでしょう。
本書の後ろにも同様の本がたくさんありました。
「トップ販売員が使っている 売れる販売心理術」
「接客の一流、二流、三流」
は読んでみたいと思いました。