お金についての基本を「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」と大きく章立てて説明してくれています。
見開きで1テーマが基本で、本の厚さに比較して、非常に多岐にわたって触れられています。
今まで見知ったものも多い中で、改めて頭の整理になったのは「教育費」と「住居費」、「年金」の項でした。
なんとなく「大学生までひとり当たり2000万円近く必要になる」と緩い認識になってしまっていました。
もう少し先の将来も数万円のキャッシュフローの改善ができれば取り崩しなしでいけるのではないか という考えも出てきていました。
平均ではあるものの、学校外活動費(習い事や塾代)のピークが公立で中3の年間41万円と具体的にわかったことでやや具体的にどのようにキャッシュフローを改善するかを考えられそうです。
今後の副業のあり方などを改めて考える機会となりました。
住居については、私は持ち家でローンの支払い中です。
戸建てかマンションか、買うか借りるか問題について私の中で結論が出ていますのでサックリ読みましたが、その中の小さなコラムで「リフォームとリノベーションの違いは?」述べられておりこれは初耳でした。
今まであまり意識していなかったのですが、リフォームは老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと=マイナスをゼロにすること、リノベーションは建物に付加価値をつけ新しくすること=プラスにすること だそうです。
年金については、先日のインデックス投資の出口戦略にも繋がりますが、年金の繰り下げ受給についてどう考えるか です。
scruplus20210826.hatenablog.com
年金をもらうタイミングと、投資信託の取り崩しを始めるタイミングとを、その時のキャッシュフロー次第で決めるのかなぁと今は考えていますがどうなることやらです。
何歳まで働くのか(働けるのか)もあわせて考えねばなりません。