「たどうりょく」と打って「多動力」と変換されることに驚きました。
一般的な言葉なのでしょうか。
本書から見るに、堀江さんの並列処理(一週間のスケジュール)能力は非常に高いです。
無駄なことを省き、自分の好きなように生きていく。
確かにストレスがたまらない生活をされており、自信もみなぎっているように見えます。
しかし、参考になる部分と、相容れない部分がやっぱりありました。
私は2つくらいまでのことをじっくり落ち着いてやるのが性に合っていると思っています。
忙しすぎないようにうまく調整しながら集中して物事と向き合いたい。
実際には忙しくなる瞬間や期間は避けられず、それに没頭することもありますが、暇な時と忙しい時の波があるくらいなら、忙しさを限りになく一定にしたいです。
そして多動でずっといるのは疲れてしまいそうだと思いました。
参考にしたい部分としては、前に読んだ「定時帰宅。」につながるものがあると思いました。
scruplus20210826.hatenablog.com
特に「寿司職人の修行」「1つのことに一万時間取り組めば誰でも100人に1人の人材になれ、それを繰り返すと10000人に1人、100万人に1人の人材になれる」は医師として10年近く働いてきた今ですが、今後の働き方・身の振り方を考える助けになってくれそうです。
社会人の初めに読むよりも今の私のように、ある程度のマンネリを感じているときに読むのがベターな本だと思いました。
自分の子供に今読ませたいか言うと・・・否。
ではいつかというと・・・高校受験前くらいはいいのかもしれません。