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「仕事を通しての評価は、意外と客観的で正しいことが多い 自らの利益を最優先するという不純な動機であるがゆえに、他者の可能性を客観的に正しく判断できる」
本書の冒頭でこのように語られます。
他者からの評価が一番大切だ とは思いませんが、人と人が関わりあう中で生きているのであれば、他者からの評価を気にしていかざるを得ません。
特に会社員であれば仕事の評価が報酬に直結するので尚更です。
先日読んだ「定時帰宅。」では「会社で評価されやすいキャラ」のメリットについて書かれていました。
scruplus20210826.hatenablog.com
最近仕事とプライベートの両立、ややもすると仕事以外の時間の充実を目指す話を多く見られますが、プライベートだけが充実していてはいけないのでしょう。
本書にはどのような心持ちで仕事と向き合うか、どのような仕事観をもつかについて37講に分けて書かれています。
「利害関係のない人の評価を大事にする」
「やりたいことにこだわりすぎるがゆえに、逆にやりたいことができなくなってしまうと言う逆説」
「個人で勝負できる組織人たれ」
「相手の期待値を読み、そして超える」
「わかってほしいようにわかってあげる」
「1つの基準ですませようとするのは精神の怠惰です」
「同じ仲間と飲むより恋人をつくる努力をしよう」
「プロセスには責任を取るが、結果はわからない」
気になったところをいくつかあげてみました。
安易に今の立場・能力に安住しないこと、少しずつでもレベルアップしていくこと。
年齢を重ねて時代に置いていかれるおじさんに成り下がらないよう、時々この記事を見直したいです。