腹割り小噺〜投資と筋トレと私〜

アラフォー医師の成長日記

ビオフェルミンRの存在意義は?

日経DIクイズ featuring 大正製薬株式会社 より

「抗菌薬にビオフェルミン錠剤を併用して良いか」

A.ビオフェルミン錠剤は抗菌薬併用の有無に関わらず、効能効果を期待できる。

 

そうです。

ポイ活として開いたサイトでの説明でしたが、興味深く読みました。

ビオフェルミン錠剤・散剤の有効成分であるビフィズス菌Bifidobacterium bifidum G9-1:BBG9-1)は、抗菌薬併用時においても抗菌薬の影響を受けることなく生存することが、マウスを用いた動物試験で確認されている。

ビオフェルミン錠剤・散剤と、ビオフェルミンR錠・R散の有効成分の違いによる効果の差異を直接比較した試験はないが、抗菌薬併用時にビオフェルミン錠剤・散剤を使用することは差し支えないと考えられる。」 

日常臨床において、ミヤBMを使う頻度が多く、抗生剤使用時に通常の整腸剤を使っている医師をみて「何も気にしないんだな ストロングスタイルだ」と思っていましたが、自分の不勉強を反省します。

ただ、マウスでの試験であるためぜひヒトでの試験を検討いただきたいこと、特にRとRなしでのガチンコの臨床試験を組んでいただく英断を期待します。

選ぶ方からすると、選択肢が少ないに越したことはありません。

これまで通りミヤBM中心に使っていきたいと思いました。