- ヤンデル先生のようこそ!病理医の日常へ を読んで
珍しく医療系の書籍に手を伸ばしました。
SNS界隈でも有名なヤンデル先生の著書です。
病理医の日常や多忙な医師としての日常・タスクマネージメントを知ることができました。
身近にはいない医師像ではあり(SNS・執筆家として)面白かったです。
現在の職場には常勤の病理医はおらず、ディスカッション顕微鏡を使う機会はありませんが、病理診断は非常に重要と思います。
また、みんなで見れる顕微鏡のことを「ディスカッション顕微鏡」と呼ぶことも初めて知りました。
このディスカッション顕微鏡のくだりの部分で印象的な言葉がありました。
「情緒を技術と責任の下に引きずり込む。そうすることで、かろうじて、私は毎日無数のがん患者を確定診断しているという暮らしに納得することができ、重責と折り合いを付けることができます」
今の私はこの重責を嫌う気持ちになっており、軽く働ける働き方を探そうとしていますが、頭のどこかでそんなものはなく、しっかり責任を持って診療をしていくしかない ということに慣れよう慣れようとしているのだと思っています。
医師として働き続けるのであれば ではありますが、「楽に稼ぐ」ことはできないのだと思っています。
アルバイト内視鏡医として数年間働いてみたいという気持ちが強くなっています。