- 僕は君たちに武器を配りたい を読んで
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2010年代初めに書かれた本ですが、今にも参考になることがたくさん書かれていました。
私は就職活動をしっかりやることなく(医者一般がそうであると思いますが)働き始めたわけですが、自分の人生を決める就職活動に臨む前にこういった本を読んでおくことが重要なのではないかと思いました。
これから就職活動をするわけでもないにもかかわらずどうしてこの本を読んだかは思い出せませんが、面白かったです。
例えば「現在絶好調な会社に就職することは言葉を変えると数年後にほぼ間違いなく輝きを失っている会社に就職することとほとんど同義である」と書かれていました。
私の高校時代の友人に、現在上場した住宅メーカーで働いている人がいます。
昔に同期で集まった時の話では、小さい会社だからとても忙しいけど、いろんなことができて楽しい というようなことを言っていました。
古くから働いているのであれば中で偉くもなっているであろうと思います。
どうしてその会社を選んだのか もっと大きな会社に入ろうとは思わなかったのか など今更ながら聞いてみたい気がします。
自分の成長と所属する企業の成長を掛け合わせればとても大きな成長になり得ます。
そういう意味ですでに大きな会社に入ることだけが全てではないと思われました。
今は転職市場も活況であり、初めに働く会社がどうあれ、職種や職場を変えていくこともよくあることになってきています。
初めての就職活動にそこまで大きなウェイトがあるのでしょうか。
妻の従兄弟たちがちょうど就職の時期なので、今度会う機会があれば話を聞いてみたいと思います。
読みながらそんなことをつらつらと考えていました。
何を生業とするか、どこで働くか を深く考えずに働き始めた私に、新しい世界を見せてくれた一冊でした。
また、リーダー論は秀逸でした。
リーダーはクレイジーでなくてはならない。
私の考えと同じで、私が経営者・トップを目指さない理由がこれになります。
ぜひ一度読んでみてください。