- 死ぬこと以外かすり傷 を読んで
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テレビのコメンテーターで見ることがあり、名前と編集者であることは知っていました。
どんなもんかと手に取ってみて、序章に衝撃を受けました。
「副業解禁時代に活躍したければ、会社というフィールドを使って、外で稼ぐための個人ブランドを打ち立てないといけない」
週末寝当直バイトで稼ぐのではなく、内視鏡技術を磨きそれだけで稼げるようになることを目指すのが良いのか?と思いつつ読み進めることにしました。
箕輪厚介さんは1985年生まれ、以前に読んだ 多動力 の編集者でもあったようです。
scruplus20210826.hatenablog.com
第1章から突拍子もないエピソードだらけです。
予定調和を求めないことでクリエイティブになるとのことですが、医療においては他人の命にも関わる仕事であり、どうしてもトラブルを避けるように避けるように仕事を進めてしまいます。
ちょっとこれをなぞるのは難しいなと思い、小説のように読みました。
第2章には会社にいながら副業をして稼ぎまくる方法論が色々と書かれています。
「こいつだったら協力してやってもいいかと思ってもらうことが大切なのだ」
「自分が自由になりたければ、金と感情をおさえて会社とはズブズブの関係になるのが理想なのだ」
ここからも私にはなぞるのは難しいなと思いました。
そのまま小説のように読み進めました。
第3章は個人の立たせ方とタイトルされています。
「ヒーローインタビューまで想定して仕事をすれば、生半可なことはできなくなり、一つ一つの行動が変わる」
何かを成し遂げるにあたり、その苦労話やトラブルについてを発信することで、さらにそこに仕事が生まれ、自分の箔にもなる ということでした。
そんな風に考えたことすらなかったので、いつかこのブログで何らかの発信ができれば良いと思います。
そういう生き方もあるよねと、共感というよりは読み物として読んだ感じでした。
面白い本ではありました。