腹割り小噺〜投資と筋トレと私〜

アラフォー医師の成長日記

日本一わかりやすい ひとり社長の節税 を読んで〜逆にFIREから気持ちが離れてしまった〜

「今後あなたが「ひとり社長」としてやっていく以上、一日の大部分の時間を仕事に費やすこととなる」

好きなことを仕事にすることは、短時間で楽に儲けられることと同義ではないことを改めて突きつけられた気がします。

私は仕事を一日中考えたいと思わないし、ずっと考えていたいと思うような好きなことも今の所思いつきません。

残念ながら今の私に開業・独立のアイディアはありません。

巷で話題になっている副業も本業としていくほど「楽しく」「魅力的」とは思えません。

本ブログも収益化されれば良いとは思いますが、あくまで副業として です。

もしも月に100万円も稼げるようになれば生活の軸にしようと思えるのでしょうか。

そこまで工夫して、研究して、頑張ることができるのでしょうか。

ブログに対して私にはその時間も興味も今はありませんし、そのように書きたいとは思えません。

 

本書を読んでそんな気持ちになったわけですが、起業することでどれだけ節税できるのか、お得なのかという本来の趣旨については大変分かりやすかったです。

現状の年収に満足していなかったり、副業が軌道に乗っていたりしていたら早速起業していたかもしれないです。

計算式などやや複雑ではありますが、興味を持って読み切ることができました。

 

細かいところで気になったのは「業務委託時の源泉徴収額は原則所得税に復興特別所得税が上乗せされて、10.21%」とのことでした。

アルバイトで行った先の給与明細で大体10%くらいで税金が引かれていたのはこれによるものだったのでしょう。

「逆に多めに引いてくれている」と思っていたところはどのような計算になっていたのか気になります。

 

いずれ起業を検討することがあれば再度読んでみたいと思う一冊でした。