タイトルの通り、老後のお金について非常に詳しく書かれています。
大きくは年金、働き方、iDeCo、NISAについて具体例も交えながら説明されます。
特に冒頭、いくつかのパターン例えば「独身 40歳 会社員 定年まで働く」だとどのような年金額が予想され、それをどのように改善したら良いかが書かれており、ただただ年金だけでは生活難しそうだなと再認識しました。
またねんきん定期便の見方が具体的に書かれており、50歳未満と50歳以上で年金見込み額の計算が異なることは初めて知りました。
私の場合、今後も勤務先が変わる可能性が非常に高く、見通しが立ちません。
ねんきんネットでは将来の年金受け取り額のシュミレーションができるそうなので数年後に確認すればもう少し具体的な計画が見えてくるのでしょうか。
まずは(頭から抜けていた)妻のねんきん定期便の確認をしたいと思います。
今回本書を読んで、将来的に自分が亡くなった場合の対策を今一度考えました。
現状は掛け捨ての生命保険と収入保障保険を中心に生活費とし、持ち家である自宅のローンが団体信用保険で賄われると考えていました。
子供の教育費が足りなくならないようにと考え、妻の意見を反映して掛け捨ての生命保険は私のイメージよりやや多めにしています。
このほかに遺族年金があることが抜けていました。
キャッシュフローの改善が見込めるので、やはり近いタイミングで保険の見直しができそうです。
老後の年金が「おひとり様」になった時に半減してしまう=私が亡くなると私の老齢基礎年金分がなくなり、老齢厚生年金分が75%になってしまうこともある程度想定しておかないといけないのかもしれないと思いました。
現状インデックス投資を中心に年金に頼りすぎないキャッシュフローを構築していきたいと考えてはいますが。
たくさんの本を読むと、その切り口によってまた考えることが出てきます。
月に数冊の読書はこのまま続けていけたら良いと思っています。