腹割り小噺〜投資と筋トレと私〜

アラフォー医師の成長日記

ポニーテール を読んで〜こんなに悲しい鍋はない〜

涙腺が緩んでしまうのは、歳をとったからなのか。

これから自分に襲ってくる、子供の思春期を恐れてのものなのか。

あるいは、妻に先立たれた男に自分を重ね合わせたからなのか。

 

タイトルだけで手に取った本シリーズとなっています。

途中で読むのをやめてしまおうかと思いましたが、途中からは一気でした。

序盤、徐々に親が再婚した血のつながらない姉妹であることがわかる表現。

終盤「前の」お母さんの視点からのクリスマスの描写。

思い出して書き出すだけでも胸が締め付けられるようです。

「ポニーテール」というタイトルでどんな話を想像していたか、図書館で手に取った時の気持ちはもう忘れてしまいましたが、まさかこんな気持ちで読み終わっているとは全く思いもしませんでした。

小説を読んで「もう小説を読むのはしばらくやめようかな」と思ったのは初めてです。

あまりにも感情移入しすぎてしまったのだと思います。

妻に先立たれること 再婚相手の娘に一緒の鍋を拒否されること 妻の元夫の活躍をテレビで見ること

初めての経験になるよりも事前に想像できて良い。

小説や漫画を楽しむモチベーションの1つではありますが、全くそんな風には思えませんでした。

 

少し小説を離れて、投資関連の本に戻ろうと思います。

記念すべき100回目投稿となりました。

1日ズレれば月1回の資産チェックとなりましたが、通常運転としています。

今後もよろしくお願いします。