BEFORE 授業を受ける前
AFTER 授業を受けた後
BEYOND 授業を通り越して
こんな3段階での問いかけを、20世紀のアート作品とともに繰り返してくれる本書。
アートの見方の本ではあるものの、根本にはものの見方を示してくれます。
言ってみれば、大学受験の時の小論文の講義のような、
問いの建て方や視点の持っていき方を改めて考えさせてくれる本でした。
確かに小さい頃美術館に行ってもサーっと見て進んでしまっていたのを思い出しました。
暖かくなったら子供を連れて美術館に行こうかなんて思いました。
特に「遠近法がリアルではない」という件は衝撃でした。
せっかくなので同じ大きさの男が異なる大きさで見える錯覚については、改めて子供と実験してみようとしています。
「13歳からの」と入力するとタイトルに含んだ本がたくさん検索されます。
中学生になる境目ということなのでしょうか。
子供が読み進めるには難しい でも読んでほしい 本だと思いました。
どういう風に子供に伝えるか少し思案してみようと思います。